TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

TOEICは興味がなかったのですが、（この本は特に）難しいと評判なのでクイズの難問が出るのかと思って読んでみたら、それどころかたかがくじ引きの運試しだと思いました。たしかにTOEIC運（！）をつけるにはこの本が役に立つのかもしれません。TOEICファンでもない自分にとって、各TESTの後半はひどい問題ばかりです。例えばTEST1の173番。本文はある車種を20年前からシリーズ展開したら予想外に売れ続けた。しかし最近は業績が落ち込んで史上最悪だ。これから頑張って売りまくるので、２年後に回復出来たらいいなぁ、っていうもの。企業あるある話しだよな～。設問はこの車種について何が書かれているか？(Ａ)高評価（だったら業績が史上最悪なんてことないよね。同じ車種を20年も売ってるんじゃ、この会社つぶれるだろ）(Ｂ)高信頼性（だよな。でなかったら20年も売れないしな～）(Ｃ)(Ｄ)明らかに間違い。ということで(Ｂ)を選ぶとマチガイ。正解は(Ａ)。設問を「高評価だったことがある」っていう意味にとることと、本文で会社の現状と今後について書かれていることが重要だと思わないこと、これがポイント（…みたい）。普通の感覚なら今更売れなくなった車種の栄光を振り返ったところで何の解決にもならないし、おまけに本文のこの結論、頑張ればなんとかなるってのもおかしい。最新モデルに力を入れるとか、新規モデルを投入するとかじゃないと無理だろ！・・・って考えると正解できない。つまりはTOEICの高得点＝「幸運」の積み重ね、ってことだよね、きっと。満点取れる人、宝くじ買えば当たりっぱなしだろうなぁ～（笑）